AirMac Software Base Station: Ethernet を介してインターネット接続を共有する
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対象製品
AirMac, Mac OS 9.2
この記事では、AirMac ソフトウェア・ベースステーションのインターネット接続(モデムまたは Ethernet)を、AirMac が装備されていないクライアントコンピュータと共有する方法について説明します。
モデムによるインターネット接続共有
モデムによるインターネット接続共有
PPP でインターネットに接続している場合、Ethernet を介してソフトウェア・ベースステーションに接続されたクライアントコンピュータの設定は、ソフトウェア・ベースステーションのコンピュータで稼働している DHCP サーバで行うことができます。
ソフトウェア・ベースステーションのコンピュータにある“AirMac”アプリケーションの設定
“ソフトウェア・ベースステーション”ウインドウの“ネットワーク”タブをクリックし、“NAT を使用して、Ethernet クライアントコンピュータもサポートする”を選択します。これで、NAT (Network Address Translation)、Ethernet 接続用のルーティング、および DHCP 機能が有効になります。
注意:AirMac ソフトウェアのバージョン 1.3 より前のバージョンの場合は、“ネットワーク”パネルに“Ethernet 上の IP アドレスも使用可能にする”と表示されます。
クライアントコンピュータの“TCP/IP”コントロールパネルの設定
“設定方法”項目から“DHCP サーバを参照”を選びます。これで、クライアントコンピュータはソフトウェア・ベースステーションのコンピュータで稼働している DHCP サーバから IP アドレスを取得するようになります。
Ethernet によるインターネット接続共有
Ethernet を利用してインターネットに接続している場合、Ethernet を介してソフトウェア・ベースステーションに接続しているクライアントコンピュータの設定は、手作業で行う必要があります。ソフトウェア・ベースステーションで稼働している DHCP サーバを利用してクライアントコンピュータに IP アドレスを提供することはできません。
ソフトウェア・ベースステーションのコンピュータにある“AirMac”アプリケーションの設定
“ソフトウェア・ベースステーション”ウインドウの“ネットワーク”タブをクリックし、“NAT を使用して、Ethernet クライアントコンピュータもサポートする”を選択します。これによって、Ethernet を介したルーティングサービスと NAT が有効になりますが、DHCP サービスは提供されません。
注意:AirMac ソフトウェアのバージョン 1.3 より前のバージョンの場合は、“ネットワーク”パネルに“Ethernet 上の IP アドレスも使用可能にする”と表示されます。
クライアントコンピュータの“TCP/IP”コントロールパネルの設定
1.“設定方法”項目から“手入力”を選択し、手入力で割り当てた IP アドレスをコンピュータが利用するように設定します。
2.“IP アドレス”項目で 10.0.2.51 から 10.0.2.254 の範囲の IP アドレスを入力します。
3.“サブネットマスク”項目で 255.255.255.0 を入力します。
4.“ルータアドレス”項目で 10.0.2.1 を入力します。
5.“ネームサーバアドレス”項目でネームサーバの IP アドレスを入力します。通常は、この IP アドレスはご契約のインターネットサービス・プロバイダから提供されます。
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